エス・ケイ ブログ
エス・ケイ通信|なくならない情報流出
皆さん
こんにちは。また、残念なニュースがありましたね。
多くの人が利用しているFacebook。
その利用者、5.33億人の電話番号を含む個人情報が誰でもアクセスできるサイバー犯罪フォーラムにて公開されていると。
いまだに、同社からの謝罪はありませんね。。
今回が初めてではなく、2019年にも情報流出がありました。
その際にデータ流出した原因の脆弱性は修正済みと報告していましたが、また流出しているとなると
きちんと改善していたのかと首をかしげてしまいます。
今回のようなことが起こると、大丈夫なのかと心配すると同時に、他に代用できるものはないかと
模索を始めてしまいます。
サービスを提供する側としては、この様なことが取り上げられる度に自社のサービスは?と考えてしまいます。
お客様を守る為には、定期的なメンテナンスが必須であり、定期的なサイトの監視も重要なのだと思います。
また、このようなことが起こったことでセキュリティ研究者トロイ・ハント氏が4月6日(現地時間)、自分の個人情報が漏えいしているかどうかを
メールアカウントを入力することで確認できるWebサイトHave I Been Pwned(HIBP)を発表しました。
下記はあくまでも参考にして下さい。
確認するには、Have I Been Pwned(HIBP)に国番号から自分の携帯番号を入力するのみ。
日本の国番号は「+81」なので、例えば「080-9876-5678」という番号であれば、「818098765678」と「080」の頭の0は抜いて入力。
流出したことが分かっても、携帯番号はそう簡単に変えられるものではないですが、分かっていれば何らかしらの対策も立てられます。
利用するか否かは個人の判断ですが・・
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http://sk-recruit.com/voice/voice.html
エス・ケイ通信|サイバーセキュリティ知識
皆さん
こんにちは。前回に引き続き、サイバーセキュリティについて話したいと思います。
先日、ある調査結果が発表されたのですが驚愕の事実が判明しました。
それは、サイバーセキュリティ会社NordVPNgが2021年3月30日に発表した、ナショナルプライバシーテストの結果です。
今回の調査では192カ国の4万8063人を対象に、サイバー脅威に対応するためのオンラインの日常習慣や理論的・実践的な知識の正しさを評価したものです。
192カ国のうち、評価対象となった21カ国の中で、日本はほぼ全ての項目において特に低い点数だったそうです。
日本は最もデジタル競争力のある国のひとつと定められたのにもかかわらず、サイバーセキュリティとオンラインプライバシーに関する知識と技術のレベルが
最悪であることが明らかになりました。
日本のナショナル・プライバシー・テストの総合スコアは100点満点中44.4点。日本人は半分以下しか正解していないことになります。
日本人は世界の他の国よりも20.8点低く、アメリカよりも24.1点低い結果となりました。
サイバーセキュリティに関するすべての項目で、世界中最も優れた成績を収めた国はドイツでした。
デジタルライフのあらゆる側面を評価することを目的とした20の質問に対して、ドイツ人は100点満点中71.2点を獲得しました。
また、驚くことにロシア技術力の面では最先端の国と見なしていますが、個人の私生活やオンラインプライバシーに関しては、ロシアは全世界平均を下回っており
21カ国中17位にランクイン。ロシア全国民のプライバシースコアは100点満点中53.6点で、世界平均より11.6点低いことが分かりました。
最後はインドです。インドは優れたIT人材を輩出していることで知られており、多くのグローバル企業のITサポートハブとしても有名です。
しかし、インドはナショナル・プライバシー・テストのスコアが51.2点(世界平均より14.0点低い)で、21カ国中19位でした。
意外な結果だなとは思いますが、周りを見渡してみるとどうでしょうか。
案外結果に即しているような気もします。正しい知識と良い習慣を身につけることが、どれくらい大切なことが明白になったのではないでしょうか。
どの企業も従業員に対して研修を行ったり、サイバーセキュリティ対策を講じたりしていますが、それだけではなく
各個人でもその意識を高め知識を持つことが非常に大切であり、知るだけでなく行動も伴うことが必要なのだと思います。
誰かではなく、自身で身を守る。各自が意識をし行動していきましょう。
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